インプラント手術の勉強会に参加しました。歯科ネットワーク会で一緒に活動している宮崎尚先生のライブオペ(実際の患者さまのインプラント手術見学会)、症例検討会に休日返上で参加しました。奈良でご開業されている宮崎先生はインプラントの大ベテランで、全国で講演活動、出張手術、ご自身のスタディーグループで若手の指導と、休むひまなく活躍されておられます。
インプラント手術といえば、歯科医療では最先端の分野で、著名な歯科医師の先生方が素晴らしい症例を日夜学会で発表しています。派手な手術、超高額セレブ治療?、誰もしていないような鮮やかな症例をやってやろうと野心に燃える若い歯科医師も多いのが現実です。しかし、いい治療とは歯科医師が自慢するような治療でしょうか?やはり、患者さまが楽な治療(肉体的、精神的、経済的に楽)、患者さまの喜びが大きい治療というものがいい治療ではないでしょうか?
今回の講師、宮崎先生はインプラントを何千例も経験されていながら、歯科医師仲間に自慢するのを目的とせず、本当に患者様の身になって手術をされています。できるだけ切らない、手術回数を少なくする(一回法インプラント)、短時間手術(30分~60分)、短期間の治療期間を目標に最大限の成果を挙げておられます。断っておきますが、実際複雑な手術が必要なことも多くあり、簡単に手術することだけがいいとは限りません。
私も宮崎先生の治療方針に感銘をうけました。簡単に見える術式で大きな治療効果を上げるのは、実はとっても難しいということも今回わかりました。私もよく似たインプラント術式をしていますが、品格の違いを見せつけられました。
今回の勉強会では、私よりも臨床経験が豊富な先生方が多く参加されていました。手術中、治療終了後も凄く気を遣うインプラント治療です。そこでベテランの先生方にお話を伺うと、「やはりインプラントは『Simple is best.』だね。」との事でした。なんでもそうですが、気を遣わず、楽チンでいきたいものです。(寺)
インプラント治療の方向性( Simple is best.)
2008年7月13日溜息3秒
2008年7月9日患者さまのA様から、面白いものをいただきました。その名も『溜息3秒』?です。尼崎にあるゼロ精工さんの商品ですが、物はボールペンとペン立てです。しかし、ただのペン立てではないようです。ボールペンを差し込むと、音も無くススーッと吸い込まれていきます。面白いので意味もなく出したり入れたり・・・。結構ハマります(笑)。ゼロ精工さんは航空機の油圧関連の部品を作っておられるそうで、アメリカにも輸出しているそうです。”メイドイン尼崎”おそるべしだな~と思いました(^_^)。(寺)
*p7090100 は動画ファイルなので、よろしければ見てください。
七夕
2008年7月7日♫ 笹の葉さ~らさら~ ♫
たくさんの願い事。「家族が健康で・・・」「病気がよくなりますように・・・」「好きな人と・・・」「ロトシックスで3億2千万円・・・」
みんな願いが叶えばいいですねー。私の末娘は「やまぴーと、結婚できますように。」と書いていました(^_^;)。(寺)
立花で60年
2008年7月4日JR立花駅ジョイタウン1Fにある「松岡文具」さんです。家族でお店をされていましたが、60年の歴史に幕を下ろされます。
お母様(左)は何と満92歳で、元気にお店に出ておられます。「残念だけど、時代の流れで仕方がない・・・」とのことでした。
現代人の文章離れや(字を書かなくなった)、物の流通が変わってきたことで、閉店せざるを得ないそうです。
私も「時代の流れだから仕方ないですねー」と松岡さんに申し上げましたが、松岡文具さんのような笑顔の素敵な小売店を閉店に追い込んでいるのは、私達消費者なのでしょうね。 食品偽装問題が世間で取り沙汰されていますが、早く手に入るもの。売り手、作り手の顔を見なくても手に入るもの。安ければいい。そう望んだ私達消費者のエゴが今の流通を生み出したのです。口に入れるもの、身のまわりの物は、安全で、公正であってほしいものです。
私の好きだった作家の中島らもさん、よくテレビでお見かけする辛口コメンテーターの勝谷さんも学生時代よく来店されたそうです。7月末で閉店されるので、現在全商品30%OFF~になっています。100円ショップの文具とは違い、しっかりきっちりした本物の文房具があります。松岡さんお疲れさまでした。(寺)
カラフル矯正
2008年7月2日かわいい色の矯正装置(ゴム)があるのをご存じですか?矯正先進国アメリカでは学童期にほとんどの子供が歯列矯正をしています。日本では【歯の矯正】と聞くと、何か恥ずかしいとか、目立たないようにしてほしいとか、マイナーなイメージがありますが、さすがにアメリカは違います。どうせするなら楽しく見せちゃおう!ということで、カラフルなゴムが使われます。最近は日本でもよく使われていて、季節ごとにカラーを変えるとか、楽しみながら矯正をするお子様が増えています。(寺)
折り返し地点
2008年7月1日歯は磨かない
2008年6月29日 最近まで歯は磨くものだと思っていました。でも、これを使ってから概念が変わってしまいました。それは音波歯ブラシです。商品名はソニック・ケアー(SONICARE)です、毎分31000回という高速振動と左右5mmの幅広い音波の振動で、歯と歯茎の中の汚れを出してくれます。恥ずかしい話、歯科医師になってから16年になりますが、最近まで歯ブラシで歯をゴシゴシしていました。うちの歯科医院の歯科衛生士やスタッフが個人的に音波歯ブラシを愛用しているので、さすがに私も気になってコッソリ買って使ってみました。最初は音波の振動がこそばかったのですが、歯に軽く触れるだけで嬉しいぐらいツルツルになりました。私は、歯に着色がつきやすいので少量の歯磨剤も使います。
あと、秘密兵器があります。それは、カテキンの力で粘膜(舌、のど、口の中の粘膜)にひっついたバイ菌を固めて出してくれるウガイ薬をつかいます(歯科衛生士の歯のお掃除の時にも使っています)。歯茎の出血も無くなるし、風邪などの感染症予防にもなります。おすすめです!(寺)
変わらないもの
2008年6月28日七松町にあるコーヒー専門店「MUC」さんは、46年間同じスタイルを守り続けておられます。周りの景観はどんどん変わりますが、お店の中に一歩入ると昔と変わらない時間が流れています。マスターの松本さんが淹れてくれるコーヒーは、バイト君がボタン一つで作るスターバックスコーヒーとは比べ物にならないほど美味しいです。
注文を聞いてからお湯を沸かし、コーヒーカップを温め、豆を挽き、フィルターでおとす。約3分はかかるでしょうか。時間をかけて淹れるコーヒーの香りは文章では表現できません!
現代は昔に比べ、何でもあり、欲しい物は通信販売、インターネットで、驚くほど速く手に入れることが出来るようになりました。携帯電話、メールがあり、どこでも速く行ける。人間の寿命も長くなった。でも昔に比べて、時間が無くなったような気がします。ゆったりとした時間というものが忘れられていますよね。現代人には3分間待つというのは結構我慢がいりますが、便利さ、効率よさと交換にゆったりとした時間、人間性が無くなりつつあります。
変わらずにいること、変わらないであり続けることって本当に難しく貴重な事だと思います。(寺)
笑顔の素(もと)
2008年6月27日やっぱり元気でないと、笑顔で仕事ができませんね。私の健康法の一つに青汁があります。立花駅前にケール生搾りのスタンド「遠藤青汁 緑王館」があります。
2年前に患者さんに教えていただいてからほぼ毎日お世話になっています。ケールはビタミン・ミネラルが、牛乳やレモンの何十倍もありアレルギーや成人病に効果があるようです。私も効果を実感してから、青汁をやめられません。ここの青汁は店長の清水さんがレモン片と果実酢を入れてくださるので全く苦味・青臭さがありません。店長の清水さんはいつも笑顔で明るく、政治、経済、人生相談、説教?、と話し出すと楽しくて止まりません。飲み終えると笑顔でお茶のサービスもあり、150円~です。ストレスの多い方に絶対おすすめです。(院長)
6月院内ミーティング
2008年6月25日うちの医院では、患者さまに安心して治療を受けて頂けるように、月に2度院内ミーティングをしています。院内での連絡事項、協議事項、報告事項、勉強会などをします。今回の議題は【院内感染対策マニュアル】と【院内安全マニュアル】のテーマで勉強をしました。働く側の事故も多い業界です、みんなで気を付けていきたいものです。ミーティングは第3、第4水曜日の午後3時から4時まで行っています。この時は、お電話をお受けできなかったり、医院の受付ができないので、患者さまには大変ご迷惑をおかけしております。よりよい医院、治療体制作りの為ですので、ご了承ください。(寺)